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君に幸あれ!

それはそれは素晴らしい一日。
高校の友人の結婚式で、青山のロアラブッシュへ。

神様にではなく、列席者みんなに誓う人前式。
まるでなにかの物語を見ているかのよう・・・☆
チャペルの前では全列席者がお花を一輪ずつもち、入場してくる新郎に渡し、
そのお花の束を立会人がリボンで結び、その場でブーケにします。
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新婦はその中から一輪、ブートニアにして新郎に一輪さし、、
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緑溢れる洋館に漂う、なんとも幸せな時間。

披露宴も友人と両家親戚だけの本当に和やかなもの。
彼女はお医者さんになりたて、彼は医学部6年生。
二人を結んだものは、私たち夫婦同様音楽でした。
友人からの演奏や、詩の朗読が続き、二人の持っている気品、知性溢れる披露宴。

二人が朗読した、祝婚歌。
個人的に心に響きましたので、ご紹介しますね。

***
~祝婚歌~

ふたりが睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気づいてるほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだとうそぶいているほうがいい
ふたりのうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと気づいているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には色目を使わず

ゆったり
ゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい

そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
ふたりにはわかるものであってほしい
***

友の末永い幸せをお祈りします☆
by gold_99 | 2008-07-20 19:47 | Special
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